『十三人の刺客』『七人の侍』『荒野の七人』
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 86回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/05/27
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 42回
- この商品を含むブログ (122件) を見る
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2007/11/09
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 187回
- この商品を含むブログ (139件) を見る
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/08/04
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
三池崇史の『十三人の刺客』が面白かったので、久しぶりに工藤栄一の『十三人の刺客』を見直す。
本当に久しぶりだったので、三池版が原作に相当に忠実なのに驚く。
大きく違うのは生き残る面子くらいか。
三池版の『十三人の刺客』を見たら、黒澤明の『七人の侍』を見返したくなり、先日見る。
五、六回以上は見ているはずなので、記憶のあやふやさに自ら驚くばかりだが、三船敏郎の菊千代が最後まで生き残ると記憶していた。
最後の最後で死んでしまうのでびっくりして涙してしまう。
『七人の侍』を見たら、幼いころ大好きだった『荒野の七人』が見たくなった。
小さい頃テレビでやるたびに見ていたので、何回見たかわからないが、見直すのは何十年ぶり。
『七人の侍』との大きな違いは、最後の決戦が村の外から攻め入るという逆のシチュエーションとなることである。
人物面でも大きな違いがある。
チコ(ホルスト・ブッフホルツ)が三船敏郎と木村功の両役を兼ねている。
はした金でこんな仕事を引き受けることが信じられず、金か宝石がらみの大仕事があるものと思い込んでいるブラッド・デクスターはユル・ブリンナーの昔なじみらしいので、『七人の侍』での加藤大介だとすると、『荒野の七人』で完全にオリジナルの人物は、拳銃恐怖症になって拳銃を抜けなくなったロバード・ヴォーンだけだということになる。
なぜかこの映画のおしゃれなロバード・ヴォーンが子供のころから好きだった。
『荒野の七人』を日本でリメイクするなら、大出俊がいいと思う。